金利の重力: 中央銀行が動かすもの (Japanese Edition) Baixar grátis

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Descrição do livro

すべての経済指標は、金利に通ず。

雇用統計。消費者物価。原油価格。賃金。どれも別々の数字に見える。
だが行き着く先は一つだ。中央銀行は、それらを見て金利を決める。

では、その金利は株価をどれだけ動かすのか。

金利は必ず影響を与える。割り引く率が変われば、現在価値は変わるからだ。
問題は、どれだけ効くかである。

──

働き方が、通説と違う。

金利は、株価に重力として働く。落とすのではない。上昇を遅くする。

実質金利が上がる局面でも、株価は上がる。ただ、遅くなる。投げ上げたボールは、重力があっても上がり続ける。減速はするが、勢いが尽きるまでは上に行く。

だから通説の逆が出る。金利上昇局面は株の逆風だと言われる。だが重力が強い時期、株価はトレンドより下にいる。押し下げられた先が、割安になっている。

──

測るには、基準が要る。

金利の数字だけでは、高いか低いか決まらない。中立がどこにあるかで、同じ数字が高くも低くもなる。比べる相手がなければ、判断もできない。

本書は、その基準の作り方を示す。自然利子率にインフレ目標を足して名目の中立金利を出し、期間の上乗せを足して長期の中立を出す。使うのは足し算と引き算だけである。

難しいのは計算ではなく、区別のほうだ。名目か実質か。短期か長期か。基準か実測か。そして出所はモデルか、委員の見方か、市場の価格か。

同じ「金利」という言葉が、いくつもの意味を持つ。だから議論が噛み合わない。

──

その金利を決めているのは中央銀行である。だが、動かせるのは翌日物だけだ。長期国債の利回りは、市場が決める。

そしてここに、中央銀行が動けなくなる構造がある。量を絞れば流動性が枯れ、値段を上げれば逆イールドで銀行の貸出が止まり、何もしなければインフレが進む。三方が塞がる。

効く量は分かっている。ボルカーが示した。彼は、その金利を払えた。当時の連邦債務が、いまとは桁違いに小さかったからだ。

その量は、もう払えない。

──

計算の手順、重複する窓の制約、判断が入った箇所は、すべて巻末に開示した。

本書は投資助言ではない。

Número de páginas :293
Isbn 13 :9798175345385
Encadernação 金利の重力: 中央銀行が動かすもの (Japanese Edition):Capa Comum
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